インターネット上で話題になる算数のパズルには、一見すると非常に簡単そうに見えて、実は多くの人が間違えてしまうという落とし穴が隠されています。特に今回取り上げる「6×6÷6×6÷6」のような計算式は、算数の基礎的なルールを正確に理解しているかどうかが試される良問です。計算の順番を一つ間違えるだけで、導き出される答えは全く異なるものになってしまいます。この記事では、大人でも意外と間違えやすい計算の基本ルールを徹底的に解説し、二度と迷わないためのポイントを分かりやすく紹介します。
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計算の順序を決める算数の基本ルール
算数の計算には、世界共通で定められた優先順位が存在します。足し算、引き算、掛け算、割り算が混ざっている場合、まずは掛け算と割り算を優先して行わなければなりません。しかし、今回の問題のように掛け算と割り算だけが並んでいる場合にはどうすればよいのでしょうか。ここが最大のポイントです。掛け算と割り算の間に優先順位の差はありません。そのため、式の中にこれらが混在しているときは、必ず式の左側から右側へと順番に計算を進めていく必要があります。
ステップごとに解説する正しい計算プロセス

それでは、実際に「6×6÷6×6÷6」を左から順番に解いていきましょう。焦らずに一段階ずつ進めることが正解への近道です。
- 最初の「6×6」を計算すると「36」になります。
- 次に、その「36」を「6」で割ります。「36÷6」の結果は「6」です。
- 続いて、その「6」に次の「6」を掛けます。「6×6」で再び「36」になります。
- 最後に、その「36」を最後の「6」で割ります。「36÷6」を計算します。
- 全てのステップを終えると、最終的な答えは「6」となります。
計算の各段階で得られる数値一覧表
計算の推移を視覚的に分かりやすくするために、それぞれのステップでの結果を以下の表にまとめました。
| 計算の順番 | 操作の内容 | その時点での結果 |
| 第1ステップ | 6かける6 | 36 |
| 第2ステップ | 36わる6 | 6 |
| 第3ステップ | 6かける6 | 36 |
| 第4ステップ | 36わる6 | 6 |
多くの人が陥りやすい間違った計算方法
この問題で最も多い間違いは、勝手に数字をグループ化してしまうことです。例えば、式の見栄えに惑わされて、右側の「6×6」を先に計算して「36」とし、それから全体を割ろうとするケースです。しかし、括弧がない限り、勝手に計算の塊を作ってはいけません。
- 左から順番に解くというルールを忘れてしまう
- 掛け算の方が割り算より強いと思い込んでしまう
- 同じ数字が並んでいるため、直感的に答えを「1」や「0」だと推測してしまう
ケアレスミスを防いで計算力を高めるコツ
計算ミスを減らすためには、頭の中だけで完結させようとせず、紙に途中式を書き出す習慣をつけることが大切です。特に掛け算と割り算が連続する式では、自分が今どこの数字まで計算したのかを見失いやすくなります。また、数字が規則的に並んでいるときこそ、何か仕掛けがあるのではないかと疑い、基本に忠実に左から右へ進む意識を持つことが重要です。こうした地道な確認作業が、正確な計算能力を養うことにつながります。



